パンプキンシザーズ21話「木偶と偶像」感想

パンプキンシザーズは原作を買って以来どうも以前ほど夢中になって見なくなってしまいました。
自分でも哀しいですが…。
どうしても原作と比べてしまって、まるで粗探しのようなことをしている自分に自己嫌悪というか。
でもアニメには原作を買うきっかけをくれたことをとても感謝しているので、アニメはアニメとして楽しめるよう努めたいです。
ただ、どうしても原作との比較が出る場合がありますがお許し下さい。


さて、見ました21話。
原作では木偶と偶像を伍長パート、孤独な天秤をアリスパートに分けて見せてましたが、時間軸を同じにしたんですね。
この方が理解しやすくてとてもいいと思う。
漫画は漫画の見せ方、アニメはアニメの見せ方。これぞアニメ化の醍醐味ではないかと言ってみたりして。

主なあらすじ。
己の保身のために舞踏会での犠牲が出ることを望む1課。ハンクスの抗議にも耳を貸そうとしない。
だが当の舞踏会では、アリスの突飛な行動により未だ犠牲など出ていなかった。
自らが身に着けていた剣を取り出し決闘へ臨むアリスの背中にいつもの頼もしさを見るオーランド。だがアリスは、二人の姉の命を守りきれないかもしれないと弱音のような呟きを漏らす。その台詞と去り行く背中にいつもと違うアリスの雰囲気を感じ取り、オーランドは驚きを顕にする。
剣での決闘を提案するアリスの前に進み出たのは、パウロ公爵の護衛をしていたローデリアの近衛兵二人。
3対1の決闘に挑もうとするアリスだが、オーランドはその暴挙を止めようとする。
だがアリスは「お前はもう戦わせない」と宣言。
戸惑うオーランドに近衛兵の一人、ジャンが武器の脱穀棍を振り回して襲い掛かるが、間一髪アリスの一声で攻撃を避けることに成功。
だが防戦一方のオーランドはジャンと共に外へと移動。
会場に残されたアリスともう一人の近衛兵、アラン。
この決闘に何を賭けるかと問われたアリスは答える。「貴族の誇りを」と。
だが貴族にそんなものは存在しないと憤る農民たち。
そんな農民たちを抑えたのはテイラーだった。
実は農民たちのリーダーに公爵の脱税資料を渡したのは他でもないテイラーだったのだ。
資料を渡したのが貴族だったという事実に絶句する暴動のリーダーの気持ちをよそに、この決闘にアリスが勝てば公爵の出頭と自白、そして農民の無罪放免をと要求するテイラー。
公爵が勝てばと問われると、その時は公爵の好きなようにしていいとの事。ただし農民たちが黙ってはいないだろうがと付け加える。
どちらへ転んでも損のない条件に、武器を収める農民たち。
この場は決闘の続行を許すという農民たちを見てオレルドは言う。
こいつらはこんなものじゃ治まらない、と。
「悪が許せないんじゃない。貧しさが許せないんじゃない。
自分たちもズル出来たなら耐えられた。相手も貧しいなら耐えられた。
こいつらが許せないのは、不公平な世の中そのものだ」
そんなもの決闘じゃどうにもならないと言うマーチス。
案の定農民たちは一触即発の状態だった。
一方外のオーランドはジャンの脱穀棍に心底恐怖を感じていた。
銃を向けてもジャンは怯んでくれない。
ジャンは言う。撃たれたことのない銃など暴徒には何の恐怖ももたらさない。本当に恐怖を感じるのは、傷みを想像するものだけだ、と。
痛そうな形、痛そうな音、傷みを想像しやすいものほどいいのだと脱穀棍を振り上げるジャン。
歯が立たないと怯えるオーランドはどう対抗するのか。
剣での決闘を始めたアリスは果たして勝つことが出来るのか。
そして暴動の行方は。


こんな感じでしょうか。
※3/1:ちょっとあらすじ訂正・追記。かなり判りにくかったので。それでもまだイマイチ…かも…。どうにも説明下手ですみません。


今回見て思ったのは、やっぱりオレルドいいキャラだなぁということ。
マーチスも一瞬顔を見やってましたが、あれはオレルドの実体験もある程度入ってるんじゃないでしょうか。説得力があったので。
気持ちなんて人によって違うから全く同じというわけにはいかないんですけど、自分の実体験であればある程度の説得力が出ると思うんですね。
オレルドは昔から貧しかったみたいだし、色々苦労もしてそうなのでああいう台詞が言えちゃうんじゃないかと。
カッコイイなぁホント。ニクイぜ。

アリスが剣を外すシーンではテーブルクロスを抜き取るソリスにビックリでした。あれ素人には難しいんじゃなかったっけ。
今見直したら原作でもやってました…すげぇやソリス!
ますます惚れ直しました。
アリスもあんなもん着けてたんじゃ踊りにくかろう…。
踊りが下手だったのがそのせいだけとは申しませんが。
人には得手不得手があるし、何よりアリスは下手な方が萌えますので是非そのままで。

伍長が外へ転がり出た時に、アランに助けに行かなくていいのかと問われて構わないというアリスがちょっと寂しかった…。
アリスひどいよぅ…心配してよぅ…。
と思ったんですが、伍長を信頼していると解釈する!
実はこのやり取り、原作にはないんですよね。
…あ、今それを確認するために原作を見直したら、88Pでアリスが持っている剣の部分のトーン切り忘れ発見。
それはさておき、原作でも心配するような描写は見られないためそういう発言もアリだとは思いますが、ここはやはりちょっとでも心配だけど伍長を信じてるからみたいな描写が欲しかったなぁと思ってしまう私はごちょアリ大好き派。
ただその後の「少々野蛮だぞ」はカッコイイ!伊藤さんの声がいっそう引き立ててくれて大満足。

今回伍長が怯えすぎててヘタレっぷり全開だったわけですが。
これで伍長最低とか言う人がいなければいいのにと願ってやみません。
そもそも伍長はすごい怖がりなんですよね。
ランタン点けなきゃ何も出来ないって本人も言ってますが、まさにその通りで、ランタンが無ければただのチキンだという。
だからこそそんな伍長が殺人マシーンに変貌するのが痛々しいと思うのです。
動物が好きで、争い事が嫌いで、おとなしくて、不器用で優しい伍長を人殺しに仕立て上げたのはカウプランだと思うとホント許せない。しかもまだ利用しようとしてるし。
ただ伍長も伍長で、自分で戦う道を選んだのなら、度胸も覚悟も身に着けなければいけないと思うのです。
つまり、3課に居続けようとするならば、伍長はチキンな巣の自分に決別しなければいけない時が絶対来る。
それが今回ということで、これが伍長のターニングポイントとなるわけです。
今回の事でちょっと伍長にガッカリした、という方は、是非次回も見てください!
伍長頑張るよ!成長するよ!!
ワンコは一回り大きくなるんだよ!!
次回がとてもとても楽しみです。

今回のアニメは原作ではこの辺。
Pumpkin Scissors 4 (4) Pumpkin Scissors 4 (4)
岩永 亮太郎 (2005/08/17)
講談社
この商品の詳細を見る



拍手下さった方々、有り難うございます!
今回更新した部屋には投票フォームも付けてみました…。御免なさい…何かこう、更新すると反応がものすごくやっぱり気になってしまうので駄目元で付けてしまいました。ご意見あればいいなというくらいの気持ちです。
拍手もメルフォも苦手だけどポチくらいならいいよという方は是非ご協力お願い致します。
今回の様子を見て今後も付けるかどうするかは検討させて頂きますね。

テーマ : パンプキン・シザーズ
ジャンル : アニメ・コミック

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

パンプキン・シザーズ 第21話「木偶と偶像」

Episode:21 「木偶と偶像」アリスの矜持、伍長の怯惰、レオニールの傲慢。舞踏会襲撃事件の元凶パウロを逮捕できない三課。アリスは貴族としてパウロに決闘を挑むが――。…伍長、ランタンないとただの臆病者

(アニメ感想) -Pumpkin Scissors- パンプキン・シザーズ 第21話 「木偶と偶像」

パンプキン・シザーズ -Men of Pumpkin 編- Vol.3 [初回限定生産]/アニメパウロ侯爵の不正に鉄槌を下そうと舞踏会場に平民の一団が乗り込んできた。血気にはやる平民たちを制するため、アリスはパウロ侯爵との決闘を申し込む。だが・・・。

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleカウンターsidetitle
sidetitleカレンダーsidetitle
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleコメントsidetitle
sidetitleプロフィールsidetitle

氷上和奇

  • Author:氷上和奇
  • 漫画とアニメとゲームが大好きな一応社会人。BLもノマカプも大好物。
    ★Loveモノ↓
     豆腐・じゃがいも・トマト・豆乳系・苺味・抹茶など和の味
     ロイアイ,ゾロビン,リクつら,ギャリイヴ

    何かございましたらメールフォームへご連絡ください。

    Twitter(日常用)
    pixiv
    スタックフィード
sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitle過去ログsidetitle

2017年 06月 【5件】
2017年 05月 【1件】
2017年 04月 【1件】
2017年 02月 【2件】
2016年 12月 【1件】
2016年 11月 【3件】
2016年 10月 【1件】
2016年 09月 【1件】
2016年 07月 【1件】
2016年 06月 【5件】
2016年 01月 【1件】
2015年 12月 【1件】
2015年 10月 【1件】
2015年 09月 【1件】
2015年 08月 【1件】
2015年 07月 【4件】
2015年 06月 【2件】
2015年 05月 【1件】
2015年 01月 【1件】
2014年 12月 【3件】
2014年 11月 【2件】
2014年 10月 【4件】
2014年 09月 【6件】
2014年 08月 【4件】
2014年 07月 【3件】
2014年 06月 【4件】
2014年 05月 【4件】
2014年 03月 【5件】
2014年 02月 【4件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【2件】
2013年 11月 【3件】
2013年 10月 【4件】
2013年 09月 【3件】
2013年 08月 【9件】
2013年 07月 【5件】
2013年 06月 【4件】
2013年 05月 【2件】
2013年 04月 【4件】
2013年 03月 【4件】
2013年 02月 【2件】
2013年 01月 【7件】
2012年 12月 【8件】
2012年 11月 【2件】
2012年 10月 【3件】
2012年 09月 【4件】
2012年 08月 【12件】
2012年 07月 【18件】
2012年 06月 【14件】
2012年 05月 【11件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【4件】
2012年 02月 【7件】
2012年 01月 【4件】
2011年 12月 【4件】
2011年 11月 【11件】
2011年 10月 【11件】
2011年 09月 【21件】
2011年 08月 【12件】
2011年 07月 【14件】
2011年 06月 【20件】
2010年 10月 【1件】
2010年 09月 【2件】
2010年 07月 【2件】
2010年 06月 【6件】
2010年 05月 【7件】
2010年 04月 【6件】
2010年 03月 【5件】
2010年 02月 【5件】
2010年 01月 【6件】
2009年 12月 【6件】
2009年 11月 【8件】
2009年 10月 【7件】
2009年 09月 【10件】
2009年 08月 【9件】
2009年 07月 【14件】
2009年 06月 【5件】
2009年 05月 【12件】
2009年 04月 【9件】
2009年 03月 【6件】
2009年 02月 【10件】
2009年 01月 【4件】
2008年 12月 【1件】
2008年 11月 【3件】
2008年 10月 【3件】
2008年 09月 【12件】
2008年 08月 【15件】
2008年 07月 【9件】
2008年 06月 【10件】
2008年 05月 【6件】
2008年 04月 【3件】
2008年 03月 【4件】
2008年 02月 【3件】
2008年 01月 【4件】
2007年 12月 【3件】
2007年 11月 【8件】
2007年 10月 【4件】
2007年 09月 【6件】
2007年 08月 【11件】
2007年 07月 【11件】
2007年 06月 【8件】
2007年 05月 【6件】
2007年 04月 【13件】
2007年 03月 【13件】
2007年 02月 【8件】
2007年 01月 【12件】
2006年 12月 【2件】
2006年 10月 【1件】
2006年 09月 【3件】
2006年 08月 【1件】
2006年 06月 【2件】
2006年 05月 【1件】
2006年 04月 【1件】
2006年 02月 【1件】
2005年 12月 【5件】
2005年 11月 【2件】
2005年 10月 【9件】
2005年 09月 【9件】
2005年 08月 【12件】
2005年 07月 【6件】

sidetitleリンクsidetitle