久し振りのワンライ

今やってる習い事の講師資格を取るべく一日講習に出掛けていて、疲れはてた体でふとワンライのことを思い出し、Twitterを開いてみれば今日ではないですか。

…というわけで、書いてみたくなったので久々に。
気まぐれですみません。


ワンライとは:企画者様のサイトをご参照ください。

使用したお題:開かない扉の壊れた鍵
ジャンル:鋼錬 #ロイアイ
※注意:二次創作NL。
#深夜の真剣文字書き60分一本勝負
ワンライネタ。
ロイアイです。
いつものごとく一発書きの、いつも通りワンパターン。



 休日の予定が特に決まってない時に、不定期にやっている実家の掃除も、もう何回目になるだろう。
 久し振りに二人とも同じ日に休みとなり、特に出掛ける予定も無かったため、揃って実家にやってきた。

 一通り掃除を終え、お茶でも飲もうとしていた時だ。
「そういえば、この部屋の掃除はいいのか?」
 准将がある部屋を指して尋ねてきた。
 二階の廊下の一番奥。方角的には日当たりの良いはずの部屋。
「ああ、その部屋ですか」
「そう。一度も掃除したこと無いだろう? 君が一人でやっているのか?」
「いいえ」
「じゃあ放りっぱなし?」
「そうです。……というより、入れないんです」
 想像もしていない答えだったのだろう。准将は私の答えを聞いて、目を丸くした。
「入れない?」
「ええ。鍵が閉まっていますから」
「閉まってるって……開けるための鍵は? 無いのか?」
「あるにはあるんですが……」
 私はちょっと待っていてくださいと一言残して、准将の傍から離れた。
 そして別の部屋に入り、そこの戸棚から一本の鍵を取り出す。
「どうぞ。ご覧になる方が早いかと」
 戻ってきた私が鍵を掌に乗せて見せると、准将はそれを指で摘んでまじまじと眺めた。
「……壊れているな」
「ええ。そうなんです」
「しかも、ボロボロに」
「はい」
 表に、裏に、引っくり返しながら鍵を見ている准将に、私は頷きだけを返す。
「これ、人為的なものか? 落としたり踏んだりしたくらいでは、ここまでボロボロにはならないだろう」
「おそらくは、そうではないかと思います」
 当然のことながら、私はそんなことはしない。准将も私の台詞でそれは解っているだろう。
 となると、犯人は一人しかいなくなる。
「……師匠か」
「でしょうね」
 私の父親でもあり、准将の錬金術の師匠でもある元家主。
 鍵をボロボロにしたのはその人しか考えられなかった。
「そういえば、修行時代にもこの部屋に入った記憶はないな」
「そうなんです。実は私も、物心ついた時から、この部屋が開いていた記憶はありません。だから何があるのか、どうして鍵を壊したのか、何も判らないんです」
「ふうむ……」
 准将は鍵を手にしたまま、じっと何かを考えていた。
鍵と、部屋と、そして私。順番に、准将は視線を移す。
「……中を見たいかね?」
「えっ?」
「部屋の中。気になるか?」
 突然尋ねられて、私は面食らった。
 だって鍵は壊れているのに、どうやって。
「あっ」
「そう。私なら開けられる。錬成すれば、今すぐにでもね」



すみません。時間切れです。
明日も試験があるのでここまでで。
続きは書けそうなら書きたいのですが。

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氷上和奇

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