月砂漠 Diary

漫画感想や日常話などのよろず日記です。同人・二次創作要素を含みますのでご注意ください。

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書いてみる。
走り書きです。
過去編書きたい。





声が聞こえた。

リザが自室でいると、遠くの方から声が聞こえた。
廊下に出ると、声がしているのはリザの父親、ホークアイの部屋からだった。
そこでは今、ロイ・マスタングが父親と二人で話をしているはずだ。

玄関の扉を開けた時、リザはロイの姿に息を呑んだ。
伸びた背丈、一回りも二回りも大きくなった体つき、そして身に纏った立派な制服。
軍人になったのだと、一目で判った。
軍人になりたいとロイが言い出したのは、いつの頃だっただろう。
ロイの思いは日に日に強くなり、ついにロイは師匠であるホークアイに、その思いを打ち明けた。
しかしホークアイは軍人をひどく嫌っていた。
烈火のごとく怒り、ロイの強い希望を冷たくはね除けたホークアイは、軍人になるなら破門だとロイに言い放った。
そしてロイは、リザの前に姿を見せなくなったのだ。

そのロイが、こうして立派な姿でリザの目の前に現れた。
ホークアイ師匠に挨拶をしたいのだと、別れた時と同じ強い意思を宿した瞳で願うロイを、リザは父親の部屋へ連れて行った。
他に客はいない。
だから声が聞こえるとなると、その部屋以外に有り得ないのだ。

リザは自室を出て、父親の部屋へ向かった。
最初は父親の声かと思った。軍人になることを反対していた父親が、ロイの姿を見て激怒しているのかと。
しかし部屋に近づくにつれ、父親の声ではなくもっと若い声であることが判った。
「……っ」
嫌な予感が胸を覆う。
元々健康に無頓着だった父親は、ロイが家に来なくなってから、どんどん顔色が悪くなり、病気がちになった。
特に最近は床に臥せっており、食事もあまり摂っていなかった。
嫌な予感はどんどん大きくなる。


時間切れ。
2014.11.11 14:48 | ロイアイ | トラックバック(-) | コメント(0) |












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