月砂漠 Diary

漫画感想や日常話などのよろず日記です。同人・二次創作要素を含みますのでご注意ください。

すみません。
今回も風邪のため(別の風邪ひきました…酷い)、23:00から30分のみの挑戦です。
短めですが、それでも宜しければ追記からどうぞ。

【第22回フリーワンライ】
使用したお題:独り歩きの影
ジャンル:鋼錬 #ロイアイ
※注意:二次創作NL。今回短め。
#深夜の真剣文字書き60分一本勝負

「壊した貯金箱」で子ロイアイも書いて二本立てにしたかったのですが、30分で二本立ては無理でしたorz


あ、そういえば、今年の10月で初のロイアイ本を出してから、10年になりました。
わーい!
何か記念的なものをしたかったんですが、難しそう…orz
でも一人で祝っておきます。気分だけ(笑)。




【独り歩きの影】

 仕事帰り、夕陽を背にして一人街路を歩く。
 ふと足元に目をやると、長い影が伸びていた。
 道を曲がっても、坂を歩いても、影は常にぴったりと寄り添って自分の足元に付いてくる。
 そんな姿が、どことなく彼女と似ているなと思った。
 どこに行っても、どんな険しい道を進もうとも、ぴったりと寄り添ってくる姿。
 決して表に出すぎず、影となり力になろうと、懸命に付いてくる姿。
 たとえ姿は見えなくても、彼女はこんなにも自分の傍にいる。
 自分の、心の傍に。

 先程別れたばかりの彼女に、無性に会いたいと思った。



 仕事帰り、夕陽を横目に一人街路を歩く。
 ふと足元に目をやると、長い影が伸びていた。
 道を曲がっても、坂を歩いても、影は常にぴったりと寄り添って自分の足元に付いてくる。
 その姿が何だかとても健気に見えて、どことなく日頃の自分と重なった。
 彼がどこに行っても、どんな険しい道を進もうとも、ぴったりと寄り添おうとする姿。
 影でもいい。むしろそれでいい。傍にいられるなら。
 少しでも彼の力になれるなら、影でも何でもいい。
 誰にも認識されなくとも、彼の傍にいられるならそれでいい。
 影が私の声で、そう言ったような錯覚を覚える。

 先程別れたばかりの彼に、無性に会いたいと思った。



 くるりと踵を返し、今来たばかりの道を戻る。
 戻って追いつく保証など無いのに。もうとっくに家に着いているかもしれないのに。
 それでも勢いよく地面を蹴る足は、別れた地点へと駆け戻る。
「大尉!」
「准将?」
「どうしたんだ? 戻ってきたりして」
「准将こそ、どうなさったんですか? 今別れたばかりでしょう」
 二人で驚きの声を上げながら、距離を縮める。
「私は、その……何となく、君に言い忘れたことがあったような気がしてね」
「なんでしょう?」
「いやそれが、戻るうちに忘れてしまったようだ」
「何ですか、それ」
 ぷっと軽く噴き出すリザに、ロイはばつの悪そうな笑みを浮かべる。
「君こそ、何か用でも?」
「いえ……ただ、何となく」
「何となく?」
 リザは何かを言おうとするように口をもごもごと動かしたが、結局何も言わず唇を閉じ、その端を少し上げた。
「私も、忘れてしまったみたいです」
 二人で気恥かしげに笑みを漏らして、しばし肩を揺らす。
 先に誘いを口にしたのはロイの方だった。
「一杯どうかね?」
「たまにはいいですね。お供します」
 建物の向こうへと沈みかけた夕陽の方に、二人並んで歩いてゆく。
 先程より薄くなった影が、二人の後ろにピッタリと寄り添って長く、長く伸びていた。





23:27終了。
今回も短くてすみません。
もう一つ書きたかった…orz
悔しいのでメモだけしておきます。

壊した貯金箱
直してほしい
もしかしてこれは
蓋を付けて

後日書けたらいいのになぁ。
書けなかったらそれっきりか。
2014.10.10 23:33 | 雑談 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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