「臨場 劇場版」観てきました

さて、「臨場」の劇場版を見てきました。
今日は忘れないうちにその感想を…。
ネタバレありなので、追記に隠しておきます。


で、表の記事ではもう一つ観た「サウンド・オブ・ミュージック」の感想でも。
いやー、映画を二本続けて観るなんて、人生初でした。
あ、でも幽白は確か大昔に入れ替え無しの映画館で連続で観たことがあったような。それも入れたら二回目になるのかな。

この映画、元々家でLDを観たことがあるので知っていたんですが。
ミュージカル映画なので、リバイバル上映があると知って(「午前十時の映画祭」というやつです)、どうしても映画館での音を聴きたくなり、朝早くから行ってまいりました。
結果。
ものすごくもっのすごーーーく、良かった!!!!!最高!!!
映像は少しぼやけた感じになってしまっているんですが、音楽がとにかく最高。
そしてストーリーも、昔観た記憶は殆どおぼろげになっているし、抱く印象もちょっと違っていたように思えます。
一番驚いたのは男爵夫人。昔は主人公のマリアと上手くいって良かった!と思っていて、むしろ男爵夫人にはあまりいい印象は抱かなかった記憶があるんですが、今観ると男爵夫人もカッコイイじゃないか…!
特にマリアに嫌がらせするわけでもなく、ただ自分に正直に生きているだけで、引き際はむしろサッパリキッパリ。大人だ…大人の女性がここにいる…!!
ドロドロした感じにもならず、サッパリ終わらせたのは凄く良かったと思います。男爵夫人も幸せになれたらいいな。
そして記憶よりハラハラする内容だったんですね、これ…。ほのぼのシーンしか覚えてなかったよ…。
一緒に観た旦那は長女が可哀想と言ってましたが、私はむしろ若い間の恋愛経験として悪くなかったと思います、あれは。
そう思えたのは、マリアが長女の悩みをきちんと聞いてあげて、長女もある程度区切りを付けられたように見えたからかな。
時々ぷっと笑えるような要素を盛り込みつつ、素晴らしい歌と共に繰り広げられるストーリーに無駄は一切ないように思えました。構成が絶妙!
最後の「罪を告白します」と言った修道女二人が笑えるwww「実は…てへぺろ☆」という声が聞こえたような気がしましたww
修道院のシスターたちが罰を受けないかだけが心配です…大丈夫だったのかなぁ…。

肝心の歌は文句なしでした。
今改めて観てみると、主人公のマリアだけでなく、トラップ一家の子供たち全員が凄く上手だし、一番驚いたのはマザーの歌声。
うううううううう上手-------!!!!!
あまりにも綺麗な歌声にうっとりというか、時々歌に惚れすぎて映像の方が疎かにwwもういいよ、家で見直すよ!
歌も人物の動きもテンポが良く、本当に楽しく観られました。
この企画をしてくれた人に感謝だなぁ。
まさかこの名作を再びスクリーンで観られるとは思いませんでした。
本当に、映画史上に残る名作だと思います。
余談になりますが…この作品、史実を元にしているらしいですが、これはこれでフィクションと考えた方が楽しめる気がします。
調べて知って、ちょっと夢壊れた(笑)。
あと、主人公のマリア役の方、メリー・ポピンズの主役もされてたんですね!
メリー・ポピンズも私の大好きな映画なんですが、そうか、どうりで歌上手いはずだよ。納得。
サウンド・オブ・ミュージックとメリー・ポピンズとサンタクロースとショート・サーキットは今でも私の大好きな映画ベスト5に入ると思っています。また観たいなー。


あ、そういえば予告編で「アベンジャーズ」をちらっと観たんですが。
登場人物に「ホークアイ」が出てるんですね!!!絶対に外さない射手って役割っぽい。
わぁぁ凄い!!カッコイイ!!まるでリザさん!!!
と興奮してたら、なんとホークアイ、屈強な「男」でした……orz
なんだろうこのガッカリ感(笑)。
いや、アベンジャーズが悪いわけじゃないんですけど(笑)。身に染み付いたイメージがね…!
同じくアベンジャーズに出てくる女スパイがホークアイだったらなーとちょっと思ったのでした(笑)。


拍手くださった方、有り難うございました!
時間いっぱいまで推敲頑張ります。
↓「臨場 劇場版」感想


※ネタバレ注意
※私はドラマのファンで、ドラマシリーズはほぼ観ています。それを前提とした上での感想です。



まずこれから観ようかなーと思ってる方に注意。
この映画、冒頭から通り魔殺人を扱っているので、血飛沫は飛びまくるわ、阿鼻叫喚だわで、全編通してかなり重くて暗くてグロイです。
正直R18か、せめてR15じゃないのと思いました。
ドラマよりも陰惨でグロイと思います。その辺覚悟の上でご覧になった方が良いかと。
私はあまりその辺気にしていなかったので、ちょっとビックリしました…。
まあそういうドラマだしね、で片付けましたが。

で、内容。
ドラマでは死者の声を聞くことに終始スポットが当たっていたように思うのですが、映画では遺族にスポットが当たっていて、どちらかというと死者の声はそれほど重要ではないように思えました。
そしてドラマでは最後に何らかの余韻を残す場合が多いと私は感じたのですが、映画では一点を除いて後味が悪く、救われない面がかなり印象に残っています。ドラマではちょっと救いがあったりしたんだけどなぁ。
救いといえば、唯一最後の母娘のシーンでしょうか。あれは泣いた…。
正直映画を観るまではもっとテレビシリーズくらい泣けるかな、と思っていたんですが、思ったよりは泣けず、泣いたのはそのシーンのみ。
とにかく、泣く云々よりも、ひたすら重い内容だったと思います。

テーマは多分、刑法39条の心神喪失者の罪を問わない、というところと、その結果を受ける被害者遺族の気持ちではなかったかと思うのですが。
そこに浦部親子のエピソードを盛り込んだために、全体がやや散漫になった印象があります。
多分ブラフのために入れたのかなーとは思うんですが、そもそも真犯人は倉石が彼に会いに行った時からもう大体予想はついていたし、「犯人は遺族じゃない」と言った時点で確信できましたし。
浦部親子も遺族の気持ちを描いているのには変わりないんですが、そちらは刑法39条に関わりがあるとはいえあくまでも冤罪ですから、うーん、必要だったのかなーという気がしなくもない。

そして何より必要だったのか疑問なのは、倉石の病気。
あれはどうしても必要だったんでしょうか?
おそらく最後のシーン(スタッフロールの後)は冒頭の大雨のシーンに繋がるんでしょうけども、だとしたら倉石死亡…?
でもそれをハッキリ描いてはいない。正直、どうにもスッキリしない。
倉石自身の最期に向けた覚悟というのは随所で見られるんですが(特に顕著なのが部屋の植物が徐々に減っていくところ…らしい。私は気付かなかったw)、何故倉石はあんな大雨の中歩いていたのか。
事件中ならそれを解決するために奔走していたということで納得もできるけれど、終わった後では必要があったのかどうか。
一つ考えられるのは、奥さんを理不尽な他殺で喪い、検視の心得を教えてくれた一人である大先輩を自殺で喪い、今また検視官として育て上げてくれた恩師をこんな形で喪ってしまい、倉石の心が空洞になってしまったためではないか、ということですが。
あれほど恩師にあの教会で、奥さんに胸を張って言えるように「最後まで生きる」と言っていた倉石の行動としては、ちょっと不自然です。

後で調べて知ったのですが、原作では倉石は病棟に入ってアドバイスをしているんですかね?
それなら、倉石を病気にしたのも解らなくもないのですが、テレビシリーズでは一度もそんな素振りを見せたことがなかった為に、やや唐突な印象しかありませんでした。
ゴミ箱の中の薬の意味に気付かせるため、とも考えられますが、それはあれほど知識の深い検視官の倉石なら、自分が使ってなくても知ってそうなものだしなぁ。

映画としては、かなりハラハラもするし、迫力があるシーンもかなりあったし、テレビでは放送できない検視シーンなども盛り込み、被害者遺族の(特にあの母親の)心理を丁寧に描き、良い出来だとは思うんですけれども。
その母親の心理もなぁ…。娘を凄い可愛がっていたのならともかく、決して良い娘ではなかった、というのが…ならどうしてそんなにムキになるの?という違和感がどうしてもあって。
いや、母親なら娘をどう思っていたとしても、喪ったらああなるよ、ってことが言いたいのかもしれませんが、それも解るんですが、わざわざ娘との仲が上手くいっていなかったということにした意味はあったのかなーと…。別に仲の良い母娘でも良かったような…うーん。
あ、でも離婚の話し合い中で、娘がいなくなってから逆に今も一緒にいる、っていうエピソードはあったか。それでも…うーむ。

とにかく、映画としては楽しみましたけど、観終わった後重い気分になる映画でした。
いやまあ元々そういう作品なんですけどね!
解った上で観たから後悔はしていないんですけども。

まだまとまっていない部分、すぐに思い出せない部分もあると思うので、何か思いついたら追記します。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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氷上和奇

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