8月1日は…

8/1はおっぱいの日!(堂々と)
…ということで、SSを書いたので載せておきます。
まだ推敲とかしてませんが、これから夕飯を作らなきゃいけないので、今は勘弁してください。すみません。
またサイトに載せる機会があれば、その時推敲します。
ホントはSS用アカウントに載せるつもりだったんですけどね…長くなりすぎましたので自重しましたorz



拍手くださった方、有り難うございますー!
ホント嬉しいです!こうしてまだ書けているのも、皆様のおかげです!






※若ロイアイです。
※推敲していません。ほぼ携帯からの一発書きです。
※多少おかしなところがあっても、おっぱいの日に免じて赦してやってください。(ご指摘は大歓迎)





 誰もいなくなった公園のベンチで一人座っていたリザ・ホークアイは、ふうと溜め息を吐いて空を見上げた。
(そろそろ行かなきゃ……)
 赤く染まった空の斜め下、太陽は黄金色に輝きながら姿を消そうとしている。
 すぐに夜になる。早く帰ってご飯を作らなくては。
 ゆっくりと立ち上がってそっと足を踏み出したリザは、しかし足を地に付けた途端、顔を歪めた。
「痛……」

 夕飯の買い出しに出掛けたのは、まだ太陽が白かった夕方前だった。
 目的の店が見えてきた道で、すれ違った女性二人の会話が聞こえてきた。
「まさかあんなに安いなんてね」
「特売だもの。ちょっと遠かったけど行って得したわ」
 安いという言葉にリザは足を止めた。
 女性が話していた店は、そこから結構距離があるが、歩いて行けないほどでもない。
 家は貧乏だ。少しでも安いのならそちらで買った方がいいに決まっている。
 リザは迷うことなくその店へ早足で向かった。
 だが無事その店に到着したものの、そこまでの移動と買い物で、帰る頃にはすっかり予定の時間を過ぎてしまっていた。
「急がなきゃ」
 父親は多少夕飯が遅くなっても気にするような人ではない。
 そればかりか、食事を摂らないことも多い。
 だが今日は父親だけではなく、父親の弟子であるロイ・マスタングが来ていた。
 今日の実験は長引きそうだし、きっと夕飯を食べていくことになるだろうと昼時に話してもいた。
 彼の為にも早く夕飯を作らなくては。
 駆け出すように店を出たリザだったが、急ぎすぎたのが悪かった。
「あっ!」
 道中の段差で足を取られたリザは、こけそうになる自身を支えようとした。
 ……が、その瞬間、足に鋭い痛みが走った。
「痛っ」
 おそらく支え方が悪かったのだろう。
 歩くだけで、右足がズキズキと痛む。
 それでも荷物を抱えて片足を引き摺りながら歩いてきたリザだったが、途中の公園でとうとう力尽き、少し休憩を取ることにしたのだった。

 あれからどのくらい経ったのだろう。
 いくら痛いからといって、いつまでもこうして休んでいるわけにもいかない。
 家では、父親とロイが、きっとお腹を空かせて待っている。
「う……」
 ずるりと足を引き摺って、リザは前へ進む。
 が、なかなかスピードは上がらない。
 とにかく痛いのだ。痛みは最初より酷くなっている気がする。
「行かなきゃ」
 それでもリザは歯を食いしばって前へ進む。
 たとえ少しずつでも、前へ進みさえすればいずれは家に着くはずだ。着いたら二人に謝ろう。遅くなってごめんなさいと言って、すぐにご飯を作らなくては。
 そんなことを考えて気を紛らわしながら公園を出た時だった。
「リザ!」
 遠くで聞き覚えのある声がした。
 見ると、道の前方から今まさに頭に思い浮かべていたロイが駆けてくる。
「マスタングさん……!」
 リザは驚いた顔で動きを止めた。
 本当に本物なのだろうか。見間違いではないだろうか。
 目を凝らすリザの視界に映るロイはどんどん大きくなる。
「リザ……良かった。もうとっくに夕飯の時間なのにどこにもいないから、何かあったのかと心配したよ」
 心から安堵したようなロイに、リザは一瞬泣きそうな顔をして、頭を垂れた。
「ごめんなさい」
 だがリザの目の前に立ったロイは、全く怒る様子もなくリザの顔を覗き込む。
「どうしたんだい?」
 優しい声に涙が零れそうになるのをぐっと堪えて、リザは一部始終を話した。
 ロイは時々相槌を打ちながらリザの話を聞いていたが、やがて全てを聞き終えると、項垂れるリザの頭をぽんぽんと軽く叩いて優しく声を掛けた。
「それじゃあ、ここまで歩いてくるのも痛かっただろう?」
 リザは小さく頷いた。大きく頷けば、塞き止めている涙が落ちそうだったのだ。
 そんなリザの滲んだ視界に、突然蹲るロイの姿が映った。
「帰ろう、リザ。おぶっていってあげるから」
 背中を向けて喋るロイに、リザは慌てて手を振った。
「そ、そんな、いいです!」
「でも歩くだけでも痛いんだろう?」
 確かにその通りだが、おんぶなんてしてもらえる訳がない。もう子供ではないのだ。幼かった昔とは違う。
「大丈夫です。私、頑張りますから」
 僅かに後退りしたリザは、キンと走った痛みに眉を顰め、それでも拒否の意を示す。
「顔色も悪いじゃないか。早く帰って手当てしよう。それからご飯にしようよ。手伝うからさ。正直、もうお腹がペコペコなんだ」
 後ろを向きながらロイが苦笑を見せる。
 それがロイの気遣いなのかどうかはリザには判らなかったが、このまま自力で帰ろうとすればますます夕飯が遅れることは確実だ。
 痛みを我慢して走ることも出来ないリザには、おとなしくロイの背中に乗るしかもはや道はなかった。
「……ごめんなさい、マスタングさん」
 背中にリザを乗せ、よっと掛け声を出して立ち上がるロイの頭に、リザは元気のない声で謝罪する。
「気にすることないさ」
 明るく答えて、ロイはリザの持っていた荷物を手に歩き出した。
「お……重くないですか?」
 緩やかに揺れる黒髪に、リザは恐る恐る尋ねてみる。
 もう小さかった子供ではない。ロイより三十センチほどしか違わない身長になった自分は、それなりに重量があるはずだ。
 しかしロイはけろりと返した。
「大丈夫大丈夫。これでも男だからね。このくらい軽い軽い」
 それを聞いて、リザは思う。
 そうだ。この人は男の人なんだ。
 男の人って、みんなこんなに頼もしいんだろうか。
 唯一近くにいる男の人である父親は、一応おぶってくれたことはあるものの、それも夢か現か判らないほど前の記憶で定かではない。
 さっきまでは、痛くて、心細くて、たった独りで夕暮れを見つめていた。
 焦る気持ちはあるのに、痛くて踏み出せなくて、そんな自分が情けなくて。
 そしてじわじわと押し寄せてくる孤独感。
 公園にいた子供達は、親や兄弟が迎えに来て、一人、また一人と家に帰って行く。
 でも自分には迎えに来てくれる人はいない。
 そう思っていた。
 けれど今は、こうして暖かい背中が、冷えた自分を温めてくれている。
 なんとなくその熱をもっと味わいたくなったリザは、揺れるロイの背中にそっと身体をくっ付けた。
 ところがその途端、ロイの歩みがピタリと止まる。
「どうしたんですか、マスタングさん? や、やっぱり……重かったですか?」
 背中から尋ねるリザの声に、ロイは慌てて首を横に振った。
「い、いやいや! そんなことないよ! 全然!」
 たとえ子供でも、女性に『重い』は禁句だと、幼少時から女性に囲まれてきたロイはよく知っている。口が避けても重いなどと言えるはずはない。
 それに実際、リザはそれほど重くはなかった。軽々とまではいかないが、このくらいなら十分背負える範囲だ。
 ……問題は全く別のところにある。
 もしや、その、今背中に当たった柔らかい感触は……。
「り、リザこそ、大丈夫? 痛くない?」
 頭に浮かんだ想像を振り払うように、ロイは早口で尋ねた。
「はい。大丈夫です」
 リザは何も気付いていない。いや、気付かれたら困る。
「じ、じゃあスピードを上げようか。痛かったら言ってね」
「はい」
 振り落とされないようにと思ったのだろう。一度身を離したリザは、再びロイに密着してきた。
(しまった……! 逆効果……!)
 だがまさか、事情を話すわけにもいかない。
 ロイはなるべく背中に当たる感触の正体を考えないようにしながら、ひたすらに足を前へと動かした。
(そうか……)
 ずっと妹のように思ってきた少女も、いつの間にか成長していたのだ。
 これからどんどん、子供から大人へと変わっていくのだろう。
(女の子、なんだよなぁ……)
 意識してしまうと、この体勢が急に恥ずかしくなってくる。
 けれどここで降ろすわけにもいかない。
 リザは怪我をしているのだ。自分はそれを助ける為におぶっているのだ。それだけだ。余計なことなど考えるべきではない。
 そう言い聞かせながら、ロイはリザの家への道を急ぐ。
 顔が熱くなっているのは自覚していた。
 だが赤くなっているだろう耳の色は、幸いにも赤く染まった太陽の光と、灰色になりかけた空のおかげで、リザに気付かれることはなかった。
 空の奥では、一番星が二つの色の間で煌めいて、その光度を増し始めていた。



今のボインも、成長しかけの時期があったんですよね!
( ゜∀゜)o彡゜オッパイ!オッパイ!!
…ボイン好きですみません。

実はもう一つネタがあるんですが、それはまた機会があれば。
おっぱいの日万歳!

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氷上和奇

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