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SEED DESTINY 44話「二人のラクス」感想
2005/08/21(Sun)
イベントの都合で遅くなりましたが、今週(もう先週だ)の種D感想いってみたいと思います。
今回は前回のように長くはならない…と思うのですが(^^;)。

■ラクスの反撃■
思ったよりソフトな反撃だったかなぁ…。
ラクスの性格上、ミーアを叩くようなことはしないだろうとは思っていたのですが、とりあえずミーアのことをどう語るかが注目のひとつだったと思うのですね。
「私と同じ顔、同じ声、同じ名の方がデュランダル議長と共にいらっしゃることは、私も存じております。ですが私…シーゲル・クラインの娘であり、先の大戦ではアークエンジェルと共に戦いました私は、今もあの時と同じかの艦に、オーブのアスハ代表の下におります。彼女と私は違う者であり、その思いも違うということをまずは申し上げたいと思います」
うーん…何か微妙な演説(苦笑)。
やんわりしてる分怖いというか。
つまり「議長の下にいるのが誰かは知らんが、同姓同名の別人であり、本物は私ですよ」と言いたいわけですか。
ミーア=ラクスを全面否定。
これはミーアにとってはアイタタですな。

「私は議長を支持しない」との台詞に、議長も焦ります。
「こちらの放送を止めろ」
この判断は正しい。逆効果だと知ってる分、やっぱり議長は賢くはあるのよね。
「は…しかし」
このしかしって何だ(笑)。
後に続く言葉が気になる。
ラクスの乱入自体に驚いていたのか、ミーアvsラクスが面白くてもっと見ていたかったのか(笑)どちらだろう。←普通前者だろう。

「悪いのは彼ら、世界。あなたではないのだと語られる言葉の罠に、どうか陥らないで下さい」
これって何か胸に響きました。
戦うのに理由って必要じゃないですか。
そして、誰もが、自分は悪くないのだと思えば、誰かが一方的に悪いからこうなったのだと思えば、楽で憎みやすいじゃないですか。
でもそれって、思考を放棄していることで、そりゃその方が楽なんだけど。
じゃあ、自分は何も悪くないのか。
憎んで、その相手を倒せば、それで世界は本当に平和になるのか。
誰かの言葉に従うことは楽だけれど、それが自分を擁護するものであればなおさらだけど、でもそれって自分の意思ではないんですよね。
思うんですが、そもそもの原因は、コーディネイターとナチュラルが違うものだと判断し、コーディネイターはナチュラルを蔑み、ナチュラルはコーディネイターを羨むことから始まっていたんじゃないかなと。
だとすれば、それを戦争にまで発展させたのは誰かというのはともかく、その根本的な差別意識を無くさない限り、問題は解決しないんじゃないかなぁと思うのですよ。
前作でカガリが、キラのことを「お前が私達とどう違うんだ」みたいなことを言うシーンってありませんでしたっけ?
そういうカガリの認識が、本当は一番大事なんじゃないかと私は思うのですが。
争いに、どちらか一方だけが悪いなんて、ありえない。
比重の違いこそあれ、そこには必ずどちらにも理由があるというのが私の考え方です(巻き込まれた人はその限りではありませんが)。
あくまでも一意見であり、それが全て正しいとは言いませんけれど。

議長のやり方に否定的な意見を述べるラクスに喜んでジブリールがラクスと連絡を取ろうとしますが、すぐさまラクスの一言が。
「私は、ジブリール氏を庇う者ではありません」
ジブリールずっこけ(大笑)。
踊らされすぎてて逆に笑える。もはやギャグキャラだなジブ。

ラクスの演説に、ひたすら戸惑っている哀れなミーアに同情的な苦しげな目を向けるアスランが印象的でした。
ってか、アンタのミーアに対する感情の正体を私は知りたいよ(苦笑)。
アスランって、実は作中のキャラで私が一番掴みにくいキャラなのかもしれない。と今更思いました(苦笑)。
ホントに今更。

■演説空しく■
せっかくのラクスの演説でしたが、昔シンとアスランに助けられたコニールには届かなかったようです。
私たちを助けてくれたのはザフトであり、オーブは連合の味方じゃないかと言い張って皆の連合(及びジブリール)への怒りを復活させ、奮起させます。
コニールは象徴として出てきただけで、多分全世界でこういうことが繰り広げられたのでしょう。
結局、悪いのは誰か。連合だ。ロゴスだ。ジブリールだ。それを倒せば世界は平和になる。
議長は正しいのだと。
そういう方向へ行くのを、ラクスは止められなかったようです。

■議長に怯えるミーア■
ミーアは議長のことをよく理解しているようで(笑)、失敗してしまったことに対して議長からどういう制裁を受けるのかかなり怯えているようです。
失敗したのはミーアのせいじゃないんですけどねぇ。
そのミーアに、議長は謝りながら優しげに(だからこそ余計怯えるミーア/笑)語りかけます。
「少しの間姿を隠した方がいい」
「え…あの、でも…」
(それって、私はもう用無しだって事…?)
「決して悪いようにはしないよ。君の働きには感謝している。君のおかげで世界は本当に救われたんだ。私も、人々も。それは決して忘れやしないさ」
(思い出にしようとしてる…?)
アスランのこともあります。
議長の本性を知っているミーアは、怯えまくって既に死亡宣告を言い渡されたかのよう(苦笑)。
可哀想に…。
この子本当に死ななきゃいいけどなぁ…。

■ミネルバ宇宙へ■
ミネルバは命令により宇宙(そら)へ飛び立ちます。
そこではシンが戸惑ってレイにお伺いを立てていました(笑)。
「オーブのラクス・クラインのこと、レイはどう思う?」
「どう、とは…?」
「いや、だから…」(あれが本物なのかどうかって言ってるんだけど…)
それをどうしてレイに訊くのか。知ってるわけなかろう(笑)。
それとも、レイが議長のことを誰より知ってるから、議長の側にいたミーアのことも知ってるかもとでも思ったのか?
シンがそこまで考えていたとは思えんが(笑)
「どっちが本物かって話?」
ルナマリアがフォロー。でも頭の中では以前盗聴していた時のアスランとキラのやり取りを回想しています。
そこまで知ってるなら何故話さん。
知ってるのに知らぬ振りを通そうと思ってるのか、それとも本当にそこまでの考え方に至ってないのか(笑)。
ルナの考えてることも私にはイマイチ解りません(苦笑)。

↑上記のように書きましたが、後に「ルナはタリア艦長から言うなと命令を受けてませんでしたっけ?」と突っ込みを頂きました(^^;)。
た、確かに!!
ルナ御免よ。命令を忠実に守ってるだけだったんだね…!
失礼しました(^^;)。お詫びして訂正致します。

さて。そんな二人の戸惑いを、レイは「馬鹿馬鹿しい」と一蹴。
どんどん毒舌になっていく黒レイ様(笑)。
「何故人はそれを気にする。本物なら全て正しくて、ニセモノは悪だと思うからか?」
ここでクルーゼの回想イン。
レイと議長とクルーゼの関係も気になるところなので、過去を公表して欲しいのですが、もうこの残りの回では無理でしょうなぁ…。
このレイの台詞も印象的で、色々考えさせられました。
確かに、本物かどうかって人は気にしやすいようですが、私もそれって割とどうでもいいんですよね。悪影響がない限り(牛肉がネズミの肉だったりしたら嫌だが/笑)。
自分で考えて、いいと思った方が本当なんですよ。多分。
私がブランドとか、そういうものに普段から全く興味がないからそう思うのかな。
「俺はそれはどうでもいい。議長は正しい。俺はそれでいい」
ひたすら議長ラブvなレイに何を訊いても無駄でした(笑)。
でも、ここまで妄信できると、いっそ気持ちいいよね。
フラフラしてるよりよっぽどいい。
例え議長がどうなろうとも、レイだけは付いてきてくれるんだろうなぁ。
変な意味抜きで、これって凄いことですよね。
そのレイの大切さに議長が気付いてくれているといいんだけど(私ギルレイが特に好きなわけではないんですけどね/^^;)。

■告げられた生存■
「そんなことより、俺達には考えておかねばならないことが他にあるだろう。フリーダム…そして、アスラン・ザラ」
そのレイの台詞に驚愕するルナ。
「じゃあメイリンは…メイリンも生きているの?!」
「さあ。それは判らない。だが、生きているとすればあの艦に乗っている可能性もある」
(え…じゃあ、今頃メイリンは私を差し置いてアスランと上手くやってるってこと…?!)じゃなくて(笑)。
そんなこと初耳よ?!とルナはシンを振り返りますが、シンは苦しそうに目を背けるだけ。
言い出しにくかったんでしょうがねぇ…。
後で聞く方もそれはそれで辛いと思うんだけど。
何と言うか、ルナ一応主人公(シン←敢えて書かねばならないのが哀しい)の彼女の割には放っとかれすぎです(苦笑)。

■レクイエム始動■
月ではジブさんがこそこそとレクイエムの準備を始めていました。
本当にやるのかと確認をする隊長らしき人物に、当たり前だと話すジブリール。
そこで、「安心しました」の一言が出たので何事かと思ったのですが。
最近は、巨額を投じておいて肝心な時は打てないという優しい者が多いってな台詞を皮肉げに語るではありませんか(御免なさい。メモし忘れたのでうろ覚え)。
ここで、何か現実への皮肉にも聞こえたのは私だけではあるまい。
妙に納得してしまった一言でした。
使わないものなら初めから巨額投じちゃいけないよねぇ。って、使われても困るんだけど。

そして、とうとう「軌道間全方位戦略砲」という字幕と共にレクイエム始動。
…何の必殺技ですか。
いやいや、そうじゃなくて。
そのまんまの命名の割にワケが解りにく…(←もう黙っとけ)。
貫通されるコロニー。
それを見たカガリやシン達は、呆然。
妙にキラとラクスが冷静っぽいのが気になる(笑)。
想定の範囲内だったらどうしよう(苦笑)。
でも、私もビックリでしたよ。思わず叫んじゃったもん。「うわ!えげつな!!」って。人が沢山いるのに…。
こういうのを見るのは…やっぱり、たまんないですね。
笑いながらこういうことを出来る神経の方が私は解らない。
悔しそうな議長。かなり怖いお顔をなさってます。
目の前でその様子を直視してしまったイザーク達も、怒りを顕わに。
「何が何でも(レクイエムを)落とすぞ!!」とムキになってます。
イザークは、結構情の深い子なんですよね。直情的だけど、こういう真っ直ぐさが何だかいいなと思う。
キミも何の罪もない民間人のシャトルをぶった切ったけどね(苦笑)。←まだ許しとらんのか。

■レイ様の講義のお時間です■
レクイエムのシステム説明をレイが行います。
何でも、月の裏側から、複数設置してある筒状のゲシュマイディッヒパンツァー(何ですかソレ)とかいうものを使って、ビームを屈曲させて、表側に攻撃をしているそうです。
それなら、ゲシュ何とかを落とせばいいんじゃないかなと思ってしまったのですが、一つや二つ落としたくらいでは意味が無いくらい設置されているのでしょう。多分。
でないとシステムとしてかなりの欠陥ひ…(禁句)。
「ジブリールを逃した俺達の責任だ」
レイ様の厳しい一言が飛びます。
「ジブリールを逃がしたって…それは…っ!!」
キラ達との戦闘を回想するシン。
そんな憎憎しげに…まるでキラ達の責任だとでも言いたそう。
でも一番まともに逃したのは、君の隣にいる彼女だよ(苦笑)。
ルナももう少し反省してるかと思いきや、それほどでも無さそうな表情。
…ルナさん…?
いや、私に判らなかっただけで、きっと反省してるんでしょう。そうでなければ、レクイエムのあまりの脅威にそれどころじゃなかったのでしょう。そう思っとこう(笑)。

■デスティニープランの正体■
「もうどうにもならない」
うなだれるアスラン。
キラも沈痛な面持ちで「うん。プラントは勿論だろうけど、こんなの、もうきっと皆が嫌だ」と答えます。
この戦いの連鎖は、今の私達には終わらせる術はない。議長は、そんな世界に全く新しい答えを示そうとしている。とラクス。
ここでデスティニープランの説明に入ります。
何でも、それは生まれついての遺伝子によってその人の全てを決めてしまう世界だそうな。
役割を決め、それにそぐわない者は淘汰・調整・管理する世界。
確かにそうなれば楽かもしれない。何も考えなくてもいいのだから。
ただ自分の役割を果たしてさえいれば、生きることだけは約束される。
でも、そこに自由はない。
未来への可能性も、自分への限界に挑戦することも、何もない世界。
ただ役割を果たすだけの、機械と化した人間の世界。
ちょっと魅力はありますよね。楽だもの。
自分の遺伝子に合った役割を与えられるのだから、ある程度の成果はあげられるだろうし、自分がやろうとしたことに挫折して、哀しむこともないでしょう。
いくら頑張っても、自分にはやはり無理なのだと涙し、落ち込むこともないのでしょう。
無駄だと解っていても挑戦することを止められなくて、苦しむ必要もないのでしょう。
でも、それって幸せかな?
挑戦する可能性さえ奪われる世界って、本当に満足できる幸せな世界なのかな?
多分、違うよね。
苦しむから、その先に僅かでも幸せがあって、苦しくても頑張ることが生きることなのかもしれないじゃないですか。
だから、多分議長の創る世界は、何かが違う。そう言える。

■奮起するAAとアスキラ(←何故略す)■
「無駄か…」
「本当に無駄なのかな…」
議長の思惑を知り、自分達の無力さに痛感するアスラン達。
そんな沈んだ空気の中、一際明るい声が飛びます。
「無駄なことはしないのか?」
流石フラガ兄さん!!頼りになります。
やっぱりここ一番のムードメーカーはこの人だ♪
「……俺は…そんなに、諦めが良くない…!!」
ムウの言葉に、よく考えた末絞り出すようにアスランが呟きます。
「だよね」
アスランのその言葉を待ってましたとばかりに笑顔を向けるキラ(笑)。
待ってたなら先に言ってやれよ!意地悪だな!(笑)
多分、アスランが自分自身で判断するのを待ってたのでしょう。
アスラン、自分で決断しないとウジウジ悩む人だから(笑)。
キラの決心はもうついてたんでしょうねぇ。
「私もだ!」とカガリ。…どうにも存在感が薄いのは気のせいですかオーブ代表(^^;)。
「俺も…かな」「そうね。私も」見詰め合って微笑むムウとマリューさん。
もう既にラブラブです(笑)。
メイリンは可愛くガッツポーズ。
…事の大きさを知っているのかどうかは別にして(笑)。
「宇宙(そら)へ上がろう。アスラン。僕達も」
「キラ…?!」←そこで驚いてどうする。これからどうするつもりだったんだ(笑)。
「議長を止めるんだ。未来を創るのは…『運命』じゃないよ…!」←ジブリール(レクイエム)はアウトオブ眼中ですか(笑)。
「ああ…!!」
ここで、二人がしっかりと手を握り合い!!←握手とか言えよ。
ここへきて、タイトルの『運命』が出てきたことがいい感じだと思いました。
この辺の展開は熱い!熱いですね!!
これから♪二人なら終わらせることが出来る♪に収束するならそれはそれでアスキラストーリーとして満足です(笑)。

■来週予告■
次は、イザーク&ディアッカvsミネルバでしょうか?!
これは見所かも。
そして、シンにキスするのかルナ?!
あとは、「アスランは休んでてよ。僕がやるから」「キラ…何だか昔と逆だな」とかいうやり取りをしてそうなアスキラカップル(違)も気になります。ぶっちゃけシンルナよりも気になります(大笑)。
そしてミーアはとりあえずまだ殺されてはおらず、水着姿でバカンス中(^^;)。視聴者サービス?(笑)やっぱり最後まで溜めて溜めて殺され…(不吉)。
ミーアは可哀想なキャラなので、私としては死んで欲しくないんですが。
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